株式会社BATON
不動産売却読了目安 約4分

経堂の家と土地はいくらで売れるのか。価格が動く4つの条件と調べ方

経堂の価格は駅からの分数だけでは決まりません。古くからの住宅地のため、前面道路の幅や敷地の形が区画ごとに違います。自分で調べられる4つの数字と、価格が上下する条件、相続した実家を売るときの順番をまとめました。

「経堂の家はいくらで売れますか」というご相談で、はじめに申し上げるのは駅からの分数だけでは値段が決まらないということです。経堂は古くからの住宅地で、前面道路の幅と敷地の形が区画ごとに違います。同じ徒歩8分でも、建て替えができる土地かどうかで価格は変わります。

株式会社BATONは経堂駅から歩ける世田谷区宮坂に店舗があり、この街の土地を見てきました。価格そのものは時期で動きますので、ここでは自分で調べられる数字と、価格が上下する条件を書きます。

まず自分で調べられる数字は4つ

  • 公示地価と都道府県地価調査 ── 国土交通省と東京都が毎年公表します
  • 相続税路線価 ── 国税庁の財産評価基準書で、道路ごとに見られます
  • 成約価格 ── レインズのマーケット・インフォメーションと、国土交通省の不動産情報ライブラリ
  • 募集中の売り出し価格 ── ポータルサイト

この4つは性格が違います。売り出し価格は「売れた値段」ではありません。 読み方は世田谷の土地はいくらかにまとめました。

1つめの条件は、前面道路の幅

経堂・宮坂・桜丘には、幅4m未満の道に接する敷地が残っています。この場合、建て替えのときに道路の中心から2mまで敷地を後退させる必要があります(建築基準法42条2項、いわゆる2項道路のセットバック)。

後退した部分には建てられないため、使える敷地が実際には減ります。 建てられる建物が小さくなり、価格にも響きます。さらに接道義務(同法43条)を満たさない敷地は再建築不可として扱われ、買主が住宅ローンを組みにくくなります。詳しくは世田谷の細い道と再建築不可をご覧ください。

2つめの条件は、敷地の形

旧い地割りがそのまま残っているため、間口が狭く奥行きの長い敷地や、道路に細い通路だけで接する旗竿地が少なくありません。

ここで差が出るのは駐車場が取れるかどうかです。間口が2.5mほどだと、車種によっては停められません。経堂は駅前の道が細く、車を持つ世帯は駐車のしやすさを見ます。こうした敷地は、単価×面積の計算式だけで評価すると実勢と離れます。

境界と越境は、売ると決めた段階で確かめる

経堂のように古くからの住宅地では、塀や樹木、雨樋が隣地へ出ていることがあります。地積測量図が無い土地も珍しくありません。

境界が決まっていない土地は、買主が見つかってから話が止まります。 確定測量には隣地の立ち会いが必要で、1〜2か月かかることがあります。売ると決めた段階で、法務局で測量図の有無を確かめてください。手順は境界と測量でつまずかないためにに書きました。

3つめの条件は、築年と、建物を残すかどうか

築30年を超える木造住宅は、買主が解体を前提に見ることがあります。その場合、解体費が価格から引かれる形になります。古家付き土地として売るか、解体して土地で売るかは、解体費と売りやすさを比べて決めてください。

売る前にリフォームすべきかはケースによって変わります。判断の材料はリノベーションで家の価値は上がるのかに書きました。

4つめの条件は、いつまでに現金にしたいか

買主を探す仲介と、不動産会社が直接買う買取では、価格と期日が逆になります。急ぐほど価格は下がります。 どちらを選ぶかは買取と仲介、どちらで売るかで比べてください。

相続した経堂の実家を売る場合

順番があります。先に名義を直さないと、買主が決まっても引き渡せません。相続登記は2024年4月1日から義務になりました(不動産登記法76条の2)。期限と手続きは相続登記の義務化にまとめています。

売ったときの税金では、空き家の3,000万円特別控除が使える場合があります(空き家の3,000万円特別控除)。要件が細かく、個別の事情で結論が変わりますので、最終的な判断は税理士か税務署にご確認ください。

正直に申し上げると

  • 机上の査定と、実際に出る金額はずれます。 経堂の土地は、図面ではなく現地を見ないと値段が付けられません
  • 高い査定額を出した会社で高く売れるとは限りません。根拠の確かめ方は査定額の見方をご覧ください
  • 売却にかかる期間は読めません。3か月をひと区切りに考えてください(査定から引渡しまで)

まとめ

経堂の価格は、駅からの分数ではなく道路・形・築年・期日の4つで動きます。どれも現地と図面を合わせて見ないと分かりません。

ご相談は査定だけでも承ります。売るかどうかを決めていない段階でもかまいません(不動産売却・査定)。

この記事は株式会社BATONが作成しています。個別のご事情については、お問い合わせフォームまたはLINEからお気軽にご相談ください。

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